|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 黒 : [くろ] 【名詞】 1. (1) black 2. (2) dark ・ 岩 : [いわ] 【名詞】 1. rock 2. crag ・ 岩山 : [いわやま] 【名詞】 1. rocky mountain ・ 山 : [やま] 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point ・ 長 : [おさ] 【名詞】 1. chief 2. head ・ 長野県 : [ながのけん] (n) Nagano prefecture (Chuubu area) ・ 野 : [の] 【名詞】 1. field ・ 県 : [けん] 【名詞】 1. prefecture
黒岩山(くろいわやま)は、長野県飯山市・新潟県妙高市の県境に連なる関田山脈にあり、標高938.6mの死火山である。 隣山に鷹落山(たかおちやま)標高879.4mがある。山全体が国の天然記念物に指定されている。日本初のロングトレイルとして知られる信越トレイルの第3セクションに位置する。 ==概要== 長野県最北の関田山脈の一山である。長野県飯山市と新潟県妙高市の県境に位置する。西日本に生息するギフチョウ(飯山市の市制に指定される蝶)と東日本に生息するヒメギフチョウが混生する稀有な場所として山自体が国の天然記念物に指定されている。多様な生態系が保たれる自然保護区域であり、清流域に生息するモリアオガエル(森青蛙、Rhacophorus arboreus)やクロサンショウウオ、特別天然記念物のニホンカモシカや、野生のタヌキ・ウサギなどといった小動物が生息する。様々な花や植物を鑑賞でき、主として野生の水芭蕉やカタクリが多く見られる群生地として知られる。山頂付近には数カ所の池が見られるなど豊富な水資源を持ち、いくつもの湧水(箱清水、出口清水等々)がある。その中でも、黒岩山の山麓から湧出る腹薬清水(はらぐすりしみず)は、古くから旅人の腹痛を治したと伝えられており夏でも水温は10度を越えない。近年では、明治時代の作家である島崎藤村自身の写生文「千曲川のスケッチ」の一節「川船」に、黒岩山を背景とした千曲川と飯山の眺望が描かれている。全長80kmに及ぶ関田山脈には16の峠があるが、黒岩山は富倉峠や平丸峠を含めた交通要路として古くから利用されており、古くは戦国時代において、黒岩山周辺は上杉謙信の支配領域にあって古い文献などにこれら峠が交通要路として利用された記載が見られる。黒岩山の頂き付近には戦の合図を送る場所であるのろし台跡(東屋)がある。平成12年から日本初のロングトレイルを実現する構想及び周辺調査が始まり、黒岩山は中継地点として整備され信越トレイルが実現した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黒岩山 (長野県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|